豆本とは

豆本はよそ者や若者の目線で地元の人が案外気づかない良いところに光を当てます。山口県周南市で2020年4月に生まれた「グルメ豆本」。「徳山駅前グルメ豆本」を皮切りに「山口県カレー豆本」「山口県パン豆本」「福岡県古賀市グルメ豆本」、2022年4月には大学生が編集長を務める「山口県酒豆本」が発刊。発行者は「まちづくり広報の助っ人」。

地方の最大の魅力は「食」

2020年4月、九州から山口県周南市に着任した。当初、「山口県は見どころが少ないですよ」という言葉を何度も聞いた。ふるさと長崎でもよく聞いた。「地元の人は地元の魅力に気づかない」でも、本当にそうなのか。「豆本」を作るきっかけは山口県立徳山商工高校での出張授業。当時の1年生が美味い周南グルメを紹介してくれた。それがすべてのヒント。高校生のおかげで、周南市の食の魅力を知ることができた。

「食でまちおこし」は子どもも大人もみな楽しめる。飲食店やパン店は地域の財産でもある。小さいよいものに光りを照らし続けたい。食の新たな試みを仕掛けていきたい。

まちづくり広報の助っ人代表
豆本ゼネラルマネージャー
平義彦

あなたのマチでも「豆本」を作ってみませんか